インタビュー
商店街の中にあるからこそ安全で、地域との触れあいも増えるのです。
学生時代から尼崎に住んでいて、保育士として勤務していました。子育てで一時現場を離れていた時期もありましたが、子どもが大きくなって手がかからなくなったこともあり復職しました。GreenHouseに転職したのは、お世話になった方からGreenHouseのお話を聞いたことがきっかけです。グループ園であるGreenHouse新大阪園の立ち上げに関わった後、尼崎園の園長として着任し、こちらも立ち上げから関わっています。園ができる場所に初めて来た時、商店街の中に保育園があるというのは珍しかったため少し驚きました。ただ、商店街にあるということは、車の往来がないから安全ですし、地域の人と触れ合える機会も多く、アーケードもありお迎えの際に雨に濡れる心配がありません。保護者の方にとっても子どもたちにとっても、とてもいい環境だと思います。
職員が自由に提案でき、意見を言える環境が、子供の笑顔を増やします。
園長として私が一番大切にしていることは、保育士や看護師、栄養士・事務など園に関わる職員全員とのコミュニケーションです。少しでも時間があったらできるだけ職員と話をして、仕事に対する不安や悩みを聞いています。話のしやすい園長であれば、職員も新しいことを提案したり、意見を言ったりができるようになるとの考えからです。世の中には園長の考えでしか動けない園もあると思いますが、GreenHouseはそういう場所ではありません。限りなく理想に近い保育が実現できる場所なのです。たとえば、子どもたちの成長や遊びの発達のために必要なおもちゃや絵本があれば値段は多少高くても検討し、購入します。重視するのは値段ではなく、子どもにいい影響を与えるかどうか。幸せな子どもの笑顔にどこよりも出会える保育園だと自負しています。
行きたい研修があれば会社が費用負担。成長意欲を重視します。
一人ひとりが実現したいと思うことを自由にできることから、積極的にやりたいことを伝えてくる職員は多いです。例えば、栄養士からは子どもだけでなく、「大人も楽しめる食事メニューにしてはどうか」と提案をもらったので、そのアイディアを採用しました。今では子どもはもちろん、職員全員がお昼の時間を心待ちにしています。保育士からは「こんな研修に出たい」とリクエストがあったので、自身の成長のために必要な研修であれば積極的に参加するよう伝え、行ってもらいました。会社も園も個々の成長を応援する体制のため、研修費用は全額会社負担。園長が主導するのではなく、全員が主役となってイキイキと活躍できる保育園。そんな場所であるからこそ、職員の成長も早まるのです。これからも成長を後押ししていきます。
一日の流れ(例)
AM
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出勤
メールチェックや今日のスケジュールを確認。
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各教室の状況を確認
子どもたちの様子を確認します。自ら保育を行うこともあります。
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検食
子ども達が食べる給食を先に食べて確認します。
味は濃すぎないか、見た目は悪くないかなど栄養士の先生と話します。
PM
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お昼休憩
休憩は職員全員に必ずとってもらいます。
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ミーティング
午睡の時間に会議を開き、職員と現状の課題や今後の保育方針・衛生環境などについて話します。
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地域の方との交流
商店街と園の合同イベント企画なども提案します。
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退勤
連絡帳や園内、職員の労務状況をチェックし、帰宅します。
取材:2019年12月